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執筆者の写真八本 信平

Sentaimono

更新日:2021年6月6日


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著作:yumimei

■登場人物

・レッド……正義感が強い、誰とでも必殺技が出せる

・イエロー……お調子者、ブルー、レッドと必殺技が出せる

・ブルー……冷静沈着、イエロー、ピンク、レッドと必殺技が出せる

・ピンク……容姿端麗、ブルー、レッドと必殺技が出せる


■台本(2500字)


◯秘密基地_昼


ピンク「はあ〜暇だわ〜」

イエロー「最近、街は平和だからなぁ〜俺たちの出番はないんだよ」

ブルー「いいことじゃないか、むしろ敵だらけだったら勘弁してほしいよ」

ピンク「あはは、そうよね〜」

レッド「暇ならみんなで運動でもするか?」

ピンク「パス〜私、汗って極力かきたくないの〜」

イエロー「俺も〜」

ブルー「私はどちらでも……」

レッド「……お前ら……やる気のなさがすごいな」

ピンク「何かやるならさ!私の買い物に付き合ってよ!」

イエロー「えっ!やだ……お前の買い物付き合ったとき、拘束されすぎて二度と付き合いたくないわ」

ピンク「ひどいっ!ブルーは?」

ブルー「あいにく買い物は好きではないので……それなら本を読んで過ごしたいですね」

ピンク「みんな断る〜!ねえ!レッドは!?」

レッド「えっと……俺は……」


プープーッ(無線機)


レッド「こちらレッド、はい……なんだと!今すぐ向かいます!」

レッド「みんな今すぐ準備をしてくれ!!」

ピンク「えー!急すぎー!!」

イエロー「焦ってるってことは……」

ブルー「もしかして……」

レッド「そのもしかしてだ!……街に怪獣が現れた!直ちに向かうんだ!!」

イエロー・ブルー・ピンク「「「ラジャー!!」」」


◯街_昼


レッド「こいつが今回の敵か……」

イエロー「でかいっすね」

ブルー「油断したらすぐにやられそうだ」

ピンク「私たちの力ですぐにやっつけちゃおう!」

レッド「オラあああ!」

怪獣「グアアアアアアアアアア」

レッド「そっち言ったぞ!」

イエロー「レッドの馬鹿力でもダメなのかっ!?」

ピンク「私に任せて!ハートフルレーザー!!」

怪獣「ガアアアアア!」

イエロー「気をつけろ!暴れだしたぞ!!」

ブルー「今度は、私が相手になりましょう……力を貸してくださいイエロー!」

イエロー「任せろブルー!!」

イエロー・ブルー「はあああああ!!レインボーラッシュ!!」

レッド「よくやった!右手を破壊できたぞ!」

イエロー「この調子でどんどん楽しまくろうぜ♪」

ピンク「おふざけしてないで!まだ油断できないよ!」

レッド「ピンク!こっちの手を一緒に攻撃するぞ!」

ピンク「わかったわ!いくわよ〜!」

レッド・ピンク「どりゃああああああ!」

怪獣「ぐおおおおおおお!!」

レッド・ピンク「……がっ!?」

イエロー「レッド!ピンク!やばい!助けに行かないと!」

レッド「くっ……」

ピンク「ハァ、ハァ……ッ」

ブルー「ダメだ!!今は怪獣を倒さないと市民の命が!!」

イエロー「じゃあ、見捨てろってことかよ!」

ブルー「そうじゃない!ただ今は助けられない……!!」

イエロー「……クソっ!!」

レッド「……こっちはいいからっ……怪獣を市民の方に向かわせるなっ……」

ピンク「私のことはいいからっ……」

ブルー「すぐ助けにいく……っ」

イエロー「待っててくれ……!」

怪獣「ぐぅおおおおお!」

イエロー「てんめええええええ!」

ブルー「落ち着け!感情で動いてもどうにもならないぞ!」

イエロー「くっ……ごめん、落ち着く……」

ブルー「いい、お前の気持ちもわからなくはない」

イエロー「いくぞ!ブルー!!」

ブルー「後ろは任せておけ!……はあっ!」

イエロー「はっ!おりゃ!」

ブルー「はぁっ!!」

イエロー「くそっ……!こいつめっちゃ頑丈じゃねぇ!?」

ブルー「……こいつを倒すには、4人で攻撃するしかない!!」

イエロー「でも!2人は怪我してる……!!」

ピンク「私たちなら大丈夫よ!」

イエロー「ピンク!!」

ブルー「お前ら怪我は!?」

ピンク「あんなの私の能力でちゃちゃっと回復できちゃうわよ!」

ピンク「エターナルポーションでねっ☆」

レッド「こいつの回復はすごいぞ!今度、2人も試してみろ」

イエロー「はっ!その前にこいつを倒してからにしようぜ!」

レッド「とりあえず、怪獣の体力を奪ってから4人で攻撃を仕掛けるぞ!!」

イエロー・ブルー・ピンク「「「ラジャー!!」」」

レッド「よし、みんな統制がとれてきたな……」

レッド「最初こそは、どうなるかと思っていたが……」

レッド「みんなの力を合わせてこいつをやっつける!!」

レッド「ブルー!そいつの右足を狙え!!」

ブルー「了解!」

レッド「イエロー!そいつの手を塞げ!!」

イエロー「おっけー!!」

レッド「ピンク!左足を攻撃し続けろ!」

ピンク「わかったわ!!」

レッド「最後に俺は……こいつの心臓をめがけて攻撃をする!!」

レッド「そのあとに、4人の必殺技を出すぞ!!いいな!!」

イエロー・ブルー・ピンク「「「ラジャー!!」」」

レッド「はああああっ!!!」

イエロー「おおおおおお!」

ブルー「……っはぁっ!!」

ピンク「どりゃあ!!」

怪獣「ぐがあああああああああ!!!!」

レッド「みんな!!今だ!!!!!」

レッド・イエロー・ブルー・ピンク「「「「レインボーボンバー!!!!!!」」」」

怪獣「があっ……っ……」

レッド「はぁ、はぁ……やったな……」

ピンク「もう、ボロボロ……最悪よ……」

イエロー「でも、もうこれで大丈夫……だよな」

ブルー「じゃないと困りますね」

レッド「……動かないな……大丈夫みたいだ……」

ピンク「や、やったー!」

レッド「はは!やったな!!」

イエロー「とりあえず、処理は政府がやってくれるんで……俺たちは帰りませんか……」

ブルー「お前にしては珍しくいいことを言うな」

イエロー「珍しく!?」

レッド「そうだな、帰るか……」

ピンク「やっと家に帰れるのね……」


◯秘密基地_昼


ーー数日後。


ピンク「あの怪獣以来、なーにも来ないわね」

レッド「まぁいいことじゃないか」

イエロー「ん〜でもやっぱり何か物足りなさは感じますよねぇ〜」

ブルー「お前は街が滅んでもいいってことか?」

イエロー「そこまでは言ってないでしょ!ブルーって本当に俺に対してあたり強いなぁ」

レッド「はは、ブルーは表情に出さないけどイエローのことは認めてることわかるぞ」

イエロー「えっ!やっぱりそうなんすか!」

ブルー「うるさい……」

ピンク「あっ!そうだ!あの日、買い物できなかったから誰かしよ〜よ!」

レッド・イエロー・ブルー「「「えっ……」」」

ピンク「なにその反応……」


プープーッ(無線機)


レッド「はい!こちらレッド……はい、はい……」

レッド「みんな!また怪獣が出た!街へ向かうぞ!」

イエロー「やれやれ……」

ピンク「も〜しょうがないわね!」

ブルー「行きますか」

レッド・イエロー・ブルー・ピンク「「「「出動だ!!」」」

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